コラム
Column
レール更換作業について

電車のレールには寿命があり、定期的に交換しなければなりません。
実はJR東日本では世界初となる「新幹線レール交換システム」を導入したことをご存じでしょうか。
今回の記事ではレールの更換作業に関して解説いたします。
▼レール更換について
■在来線のレール更換について
レールは常に列車の車輪と接触しており、少しずつ摩耗したり傷がついてきます。
そのために定期的に交換しなければなりません。
レールの長さは1本25mですが、現在はレールとレールを溶接して200m以上の長さにしたロングレールが主流です。
ロングレールを使えば、振動を抑えて乗り心地が良くなるだけではなく、騒音も少なくなります。
何百メートルもあるレールを一気に交換するので、スケールが大きく大変ですが、腕の見せ所でもあります。
■レールの寿命について
レールが摩耗するのはとてもゆっくりです。
東海道新幹線の場合、通過列車の総重量が6億トンを超えた時、または頭部の摩耗9mmで交換されていきます。
年数に直すと10年くらいです。首都圏の在来線であれば20年程度、ローカル線の線路であれば数十年持つことになります。
■新幹線レール交換システムについて
東北新幹線は開業時に敷設されたレールが交換の時期を迎え、2017年から8年をかけて交換作業を進められています。
これに備えて導入されたものが、「新幹線レール交換システム(REX)」です。
レールの運搬から積卸し、交換溶接が一つのシステムでできる保守用車です。
モーターカーを先頭に、レール運搬車・積卸し車・フラッシュバット溶接車など12両編成です。
これまで750m分だったレール運搬量が3000m分になり、1カ所40分かかっていたレールの溶接は約6分に大幅に短縮されます。
▼まとめ
レールには寿命があり、東海道新幹線で10年・首都圏の在来線で20年程度で交換時期を迎えます。
レール更換作業は大変ですが、「新幹線レール交換システム」が開発され大幅に工期短縮ができるようになりました。
有限会社西川電設でも鉄道インフラを支えています。
高い技術力を発揮し、責任をもって鉄道インフラの明日を創ります。