コラム
Column
トンネル火災と対策について詳しく解説

鉄道のトンネル火災事故と言えば「北陸トンネル火災事故」が知られています。
北陸トンネルでは過去に2回火災事故が起きています。
この火災事故がきっかけで、対策が強化された事実をご存じでしょうか。
今回の記事では、トンネル火災対策に関して紹介いたします。
▼北陸トンネル火災事故について
■1度目の火災について
北陸トンネルは全長13.8kmの長いトンネルです。
1度目の火災は1969年に寝台列車の電源車から出火し、規則では直ちに停車しなければなりません。
しかし、運転士はトンネル内での停車はかえって危険と判断し走行を続けた結果、トンネルを無事突破。
車両は燃えてしまいましたが、人的被害はありませんでした。
しかし、当時の国鉄は規則違反ということを問題視し、運転士を乗務停止処分としました。
■2度目の火災について
2度目の火災は1972年に急行列車の食堂車から火災が発生。
気付いた食堂車の従業員からの通報を受けた車掌が、非常ブレーキと運転士の非常停止装置により、列車は運転規定通り直ちに停車。
乗務員は消火活動をしたものの、鎮火は不可能と判断しました。
その後、車両の切り離しにかかったが難航し、架線が溶断され停電し身動きが取れなくなりました。
結果として、30人が死亡・負傷者714人を出す事態となりました。
▼事故後の対策
この事故を教訓にして、数々の対策が講じられました。
火災発生時、長大トンネル内では基本的にそのまま走り抜けるに変更。
また、鉄道車両の難燃化・不燃化の基準の改定など鉄道車両の防火対策が推し進められる大きなきっかけになりました。
▼まとめ
北陸トンネルでは、痛ましいトンネル火災が2回発生しました。
このトンネル火災を機に鉄道車両の防火対策が推し進められる大きなきっかけとなりました。
有限会社西川電設でも、新幹線の安全・安定輸送への取り組みをしております。
安心してご利用いただけるように誠心誠意取り組んでまいります。