コラム
Column
線路に敷かれたバラストの役割について

鉄道の線路に敷かれている砂利をバラストと言いますが、なぜバラストが敷かれているかご存知ですか?
バラストが敷かれている理由はいくつかあり、鉄道を安心安全に利用するために必要なものなのです。
今回は、線路に敷かれたバラストの役割について解説していきます。
▼バラストの役割
■レールを支える
線路はレールとマクラギによって構成されており、バラストはこれらを支える役割を担っています。
線路の上を列車が高速で通過するので、バラストがなければレールやマクラギがずれてしまいます。
そうすると脱線事故につながる危険性もあり、バラストによって安全性が保たれているといっても過言ではありません。
■音を吸収する
線路の上を列車が通過する際に「ガタンゴトン」と音がしますよね。
線路の近くにいれば耳を塞ぎたくなるような騒音ですが、列車に乗っているときはそれほど不快に思わないですよね。
これは、バラストが音を吸収してくれているからなのです。
■荷重を分散させる
列車は重量があるので、マクラギを路盤に直接置くとかなりの衝撃が加わります。
そこで路盤とマクラギの間にバラストを敷き詰めることで、荷重がマクラギだけに加わることはなく分散されるのです。
■振動を吸収する
バラストを敷くことで、列車が通過する際の周りへの振動を軽減させることができます。
これは、バラストがクッションの役割を果たしてくれているからで、バラストがあることによって列車の乗り心地も改善されています。
▼まとめ
線路に敷かれたバラストの主な役割は、次の4つです。
・レールを支える
・音を吸収する
・荷重を分散させる
・振動を吸収する
弊社では鉄道インフラの工事を承っておりますので、何かあれば気軽にご相談ください。